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Adobe Systems(アドビシステムズ)社のIllustrator CC 2014をJavaScriptによって自動化運用するためのサンプルスクリプトを掲載しています。
Illustrator CC 2014は
JavaScriptのコアオブジェクト、Adobeファイルオブジェクトに関しては他のAdobeソフトと同じです。つまりInDesign CS〜CC 2014、AfterEffects 6.5〜CC 2014、Photoshop CS〜CC 2014、Bridge 1.0〜CCで作成された一部のコードは、そのまま動かす事ができます。これはIllustrator CC 2014独自部分の機能だけを習得すれば良いと言うメリットもあります。
このページに掲載されているスクリプトはMac OS X Maverick (10.9) のIllustrator CC 2014を基準にしているため、Mac OS X/OS X (10.7〜10.9)およびWindows版では異なる動作になる可能性があります。あらかじめ、ご了承ください。また、全部動作検証していないため、動かないプログラムがあるかもしれません。
Illustrator CC 2014では公式にはワークスペースやテキストフレーム関係の機能が強化されています。(CCでも最新アップデートによりいくつかの機能が利用できます)
Illustrator CC 2014で追加された機能は以下のようになっています。
・追加された定数
【書き出し】
AutoCADCompatibility.AutoCADRelease21
AutoCADCompatibility.AutoCADRelease24
【過去のバージョン保存】
Compatibility.Illustrator17
【ドキュメントのレイアウトタイプ】
DocumentLayoutStyle.CASCADE
DocumentLayoutStyle.HORIZONTALTILE
DocumentLayoutStyle.VERTICALTILE
DocumentLayoutStyle.FLOATALL
DocumentLayoutStyle.CONSOLIDATEALL
・追加されたメソッド(機能)
【ワークスペース】
saveWorkspace()
switchWorkspace()
deleteWorkspace()
resetWorkspace()
【テキストフレームのポイント/エリア変換】
convertAreaObjectToPointObject()
convertPointObjectToAreaObject()
【SVG書き出しオプション】
saveMultipleArtBoards
artboardRange
includeUnusedStyles
Illustrator CC 2014のスクリプトガイドやリファレンスに関しては以下のページから入手することができます。
Adobe JavaScriptリファレンスおよび共通で使えるライブラリ、Illustrator自動処理サンプルに関しては以下のページを参照してください。
掲載されているスクリプトで不具合がある場合は
openspc@alpha.ocn.ne.jpまでお願いします。