Chapter 05 「イベント」 ■マウスイベントをキャッチ!  ここではマウスイベントをキャッチして計算させたりメッセージを表示させましょう。マウスイベントはたくさんありますが、mouseoverイベントを使ってみましょう。このイベントは名前の通り「オブジェクトにマウスが乗った」時に発生します。タグ内にイベントを書く場合は以下のようになります。 <@タグ名 Aイベント名="BJavaScriptのプログラム"> @A, BODY, DIVなどのタグ名を書きます。 AonMouseover, onClick, onKeydownなどのイベント名を書きます。 BJavaScriptのプログラムを書きます。 イベント名は発生するイベント名の前にonを付けます。clickであればonClick、keydownであればonKeydownとなります。(以後、発生するイベントにはonMouseoverのようにonを付加して説明します)  onMouseoverイベントを使って12+34の結果をアラートダイアログ表示させるには以下のように書きます。 表示 Cマウスが表示の文字の上に重なったら12+34の結果を表示します。  これで文字の上にマウスポインタが重なるとonMouseoverイベントが発生してアラートダイアログに12+34の結果である46が表示されます。12+34の代わりにメッセージを表示するには以下のように書きます。 表示 Dマウスが表示の文字の上に重なったらこんにちは、と表示します。 注意しなければならないのは""で囲まれている場合には''を使って文字列を囲まないといけない点です。"で囲んでしまうとエラーになってしまいます。どうしても"でないと駄目な場合は以下のように\"と書きます。 表示 E"を表示したい時には\"のように書きます。 タグにonMouseoverイベントを書きましたが、タグにも書くことができます。タグ同様に以下のように書きます。 画像の上にマウスポインタが乗るとアラートダイアログにメッセージが表示されます。 ●リスト1 onMouseoverイベント 12+34の合計は? 図:5-2-1.TIF, 5-2-2.TIF ●リスト2 onMouseoverイベント メッセージが表示されます 図:5-2-3.TIF,5-2-4.TIF ●リスト3 onMouseoverイベント 図:5-2-5.TIF,5-2-6.TIF