LCDパネル(cocopar LCDディスプレイ)を接続する

ここではラズベリーパイに接続できるLCDのタッチパネルcocopar®Raspberry piに適用する4インチIPSハイビジョンLCD ディスプレイ タッチパネル タッチペン付の接続と設定について説明します。名前が長いので以後、LCDパネルと省略表記します。 注文すると写真のような箱が届きます。中には説明書も何も入っていません。

LCDパネルとタッチペン取り出します。指でもタッチできますので、ペンをなくしても問題ありません。他のもので代用できます。

ラズベリーパイと接続します。GPIOを利用しているので写真のように端を揃えて差し込みます。

しっかりと接続できたのを確認したら準備完了です。

電源を入れてみます。写真のように白くなれば問題なく接続できています。確認したら電源を落とします(micro USBケーブルを抜いてください)。
2017-6-21付けのラズビアンOSで起動した場合、LCDパネルには何も映りません。LCDパネルに表示するためには以下のサイトからファイルをダウンロードします。このファイルの中には説明文(PDF,WORD文書)とOSのイメージファイルが含まれています。
https://www.dropbox.com/s/3hk0xtw35qhhcpe/lcd4.7z?dl=0
ファイル形式は7zなので7z形式を解凍できるアプリケーションを用意しておく必要があります。Windows 7以降であれば7-Zipを使えばよいでしょう。

次にSDカードにOSイメージを書き込みます。OSイメージはメーカーが用意しており、4inch RPi LCDフォルダのIMAGEフォルダの中にあります。OSの書き込み方法はラズビアンOSをSDカードに書き込む手順と全く同じです。Macの場合は「OS (Raspbian) をSDカードに書き込む」のページを参照してください。

SDカードへの書き込みが終わったらラズベリーパイにSDカードを差し込んで起動します。しばらくするとLCDにデスクトップ画面が表示されます。この状態ではタッチ位置がおかしくなっている場合があります。これは最新のアップデート(2017/7/15時点での場合)を行うことで直ります。
なお、各種アップデート(sudo apt-get update、sudo apt-get upgrade)を行うとLCDパネルへの表示が行われなくなります。このため、アップデート後の切り替え処理のためにラズベリーパイをHDMIに接続してください。
HDMI出力からLCD出力に切り替えるにはターミナルから以下のコマンドを入力します。

LCD4-SYS-SHOW

このコマンドを入力するとラズベリーパイが再起動しLCDパネルにデスクトップが表示されるようになります。
LCDパネルからHDMIに切り替える場合はターミナルから以下のコマンドを入力します。

HDMI-SYS-SHOW

ソフトウェアキーボードなども問題なく使えるようになります。

<< 戻る