Version Cue(バージョンキュー)を使う
まず、Illustrator CSで利用できるように環境設定を行います。
Illustratorメニューから「環境設定」→「ファイル管理・クリップボード...」を選択します。
Version Cueを有効にする、にチェックを入れOKボタンを押します。
次にシステム環境設定を起動します。一番下にあるAdobe Version Cueのアイコンをクリックします。
Version Cueをオンにします。すでにオンになっている場合は何もしなくて構いません。
Illustratorで普通に書類を作成します。
書類を保存します。保存するとダイアログが表示されます。この時にVersion Cueというボタンが表示されているはずです。このボタンをクリックします。
Illustrator データの場合は保存するプロジェクト内にあるdocumentsフォルダにデータを保存します。
保存したら、そのままデータを作成していきます。
新しいバージョンで保存するにはファイルメニューから「バージョンを保存...」を選択します。
必要であればコメントを入力します。
保存ボタンを押すと新しいバージョンとして保存されます。
以前のバージョンのデータは残ったままになります。
このようにして、いくつもバージョンを作成し保存することができます。
以前のバージョンを呼び出してみます。(一旦書類は閉じてください)
ファイルメニューから開く...を選択します。
ファイルを選択して開きます。
最新のバージョンのデータが開かれます。
ファイルメニューから「バージョン...」を選択します。
保存されているバージョン一覧が表示されます。
ここでは最初のバージョンを表示させてみます。
バージョン1をクリックして選択し「バージョンを表示」ボタンを押します。

最初のバージョンが表示されます。最新バージョンと並べて比べることもできます。