通常の変数からの読み出しと配列からの読み出しの速度差 [2761 : 2525]

説明

IchigoJamは通常の変数と配列変数を扱うことができます。通常の変数と配列変数にから値を読み出した場合、どの程度の速度差があるのか調べてみます。まずは、通常の変数から値を読み出し変数に代入してみます。ここでは1万回の繰り返し処理を行っています。

[以下のBASICプログラムをダウンロード]

BASICプログラム(通常の変数から読み出した場合)

10 CLS:CLV:CLT
20 FOR I=1 TO 10000
30 A=B
40 NEXT
50 PRINT TICK()
実行すると結果は2761 ticksになります。(若干の誤差はあるかもしれません)
それでは次に配列変数から読み出した場合を見てみましょう。

[以下のBASICプログラムをダウンロード]

BASICプログラム(配列変数から読み出した場合)

10 CLS:CLV:CLT
20 FOR I=1 TO 10000
30 A=[0]
40 NEXT
50 PRINT TICK()
実行すると結果は2525 ticksになります。(若干の誤差はあるかもしれません) 意外なことにIchigoJamでは通常の変数から値を読み出すよりも配列から読み出した方が速くなります。また、配列の添え字が2桁(例:A=[15])の場合は若干速度が低下します。上記コードの場合、2527 ticksという結果になります。添え字が3桁の場合は2530 ticksとなります。添え字による速度差はほとんど気にする必要のない程度だと思います。

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