FOR命令と通常の変数で処理した場合の速度差 [3404 : 1525]

説明

ゲームを作成する場合や計算処理が必要な場合、処理速度が重要になることがあります。ここではFOR命令を使った場合と通常の変数を利用して繰り返し処理を行った場合の速度差を見てみます。まずは、変数を使った繰り返しの場合です。IchigoJamの古いバージョンではFOR命令がサポートされていないため、このような処理が必要になる場合があります。

[以下のBASICプログラムをダウンロード]

BASICプログラム（変数を使った場合）

10 CLS:CLV:CLP
20 I=0
30 CLT
40 I=I+1
50 IF I<10000 THEN GOTO 40 
60 PRINT TICK()
実行すると結果は3404 ticksになります。（若干の誤差はあるかもしれません）
それでは次にFOR命令の場合を見てみましょう。

[以下のBASICプログラムをダウンロード]

BASICプログラム（FORを使った場合）

10 CLS:CLV:CLP
20 CLT
30 FOR I=1 TO 10000
40 NEXT
50 PRINT TICK()
実行すると結果は1525 ticksになります。（若干の誤差はあるかもしれません）　これからするとIchigoJamで高速に繰り返し処理をしたい場合はFOR命令を使った方がよいということになります。速度差としては約2倍になります。

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