Google Mapsを表示する

説明

Google Maps API ver 3でマップを表示するには、あらかじめdivタグを使って表示する領域を用意しておきます。この時に表示する縦幅と横幅を指定しておく必要があります。
次にAPI ver 3ライブラリファイル（http://maps.google.com/maps/api/js）を読み込ませます。この時にsensorパラメータも指定します。iPhoneのように位置が取得できる機器であればtrueを指定しておきます。位置を返す機能がない機器（パソコン）の場合にはfalseを指定しておきます。
マップの生成と表示はgoogle.maps.Map()を使います。最初のパラメータにはマップを表示するためのdivタグを指定します。2番目のパラメータには各種オプションを指定することができます。オプションは必ずzoom, center, mapTypeIdの3つを指定しなければなりません。zoomはマップのズームレベルで値が大きいほど狭い範囲の地図が表示されます。1を指定すると地球全図になります。zoomの最大値は場所により異なりますが、おおよそ18が最大値となっています（22といった値を指定できる場所もあります）。
centerは地図の中心の緯度経度を指定します。緯度経度の指定はgoogle.maps.LatLng()を使います。最初のパラメータが緯度、2番目のパラメータが経度になります。
mapTypeIdには表示する地図の種類を指定します。地図の種類は以下のものが指定できます。

通常の地図	google.maps.MapTypeId.ROADMAP
航空写真	google.maps.MapTypeId.SATELLITE
地図＋航空写真	google.maps.MapTypeId.HYBRID
地形	google.maps.MapTypeId.TERRAIN

後は自動的にページ上にグーグルマップが表示されます。１ページ内に複数のグーグルマップを表示することもできます。なお、JavaScriptが動作しないデバイス（携帯電話など）のために画像として表示するStatic Maps APIも用意されています。