配列をスライスする(配列要素の一部をスライス)

説明

Go言語では配列変数を代入すると内容がコピーされます。コピーされるため配列データが大きいと処理に時間がかかります。このコストを軽減するためにスライス型が用意されています。スライス型は配列全体もしくは一部の範囲への参照を変数に持ちます。参照なので配列内容がコピーされることはなく、処理時間も軽減されます。スライス型の変数の宣言は「変数名 [ ]型」となります。配列要素を抜き出すには「スライス型変数 = 抜き出す配列変数[抜き出す開始位置 : 終了位置]」とします。
以下のサンプルでは配列要素の4番目から6番目までをスライス型の変数を使って抜き出しています。(配列要素の参照番号/インデックス番号は0からはじまります)

サンプル [サンプルをダウンロード]

package main
import "fmt"
func main() {
var data = [10] byte {1,2,3,4,5,6,7,8,9,10}
fmt.Println(data)
var subdata [ ] byte
subdata = data[3:6]
fmt.Println(subdata)
}

実行結果

Go言語を使ったプログラムの実行結果