EPSファイルを使用する
EPS (Encapsulated PostScript)ファイルを使用します。EPSファイルはIllustrator などで作成、保存できます。データはベクトルデータなので拡大縮小しても綺麗に表示されます。AfterEffects 4.1ではIllustrator 9.0のEPSファイルを解析し読み込むことができないので8.0互換か、それ以下のバージョンで保存する必要があります。
EPSファイルをプロジェクトに読み込みます。ファインダーから読み込むファイルを直接プロジェクトウィンドウにドラッグします。
プロジェクトウィンドウにEPSファイルが読み込まれます。
コンポジションメニューから「新規コンポジション...」を選択します。
コンポジションを設定します。
EPSファイルをコンポジションウィンドウにドラッグして配置します。
読み込まれたEPSファイルをハンドル(■の部分)をつかんでドラッグし拡大します。
拡大すると右図のようにガタガタになって表示されます。EPSはベクトルデータなので拡大縮小しても、このようにならないのですが、AfterEffectsでは、ベクトルデータから演算し表示するように指定しないといけません。
タイムラインウィンドウに表示されているEPS画像(レイヤー)の*(継続ラスタライズ )をクリックします。
コンポジションウィンドウに表示されているEPS画像が正しく再計算されて表示されます。ただし、輪郭部分はくっきり表示されてしまいます。輪郭部分にアンチエイリアスをかけてスムーズにすると綺麗に表示されます。
\をクリックします。
輪郭部分がスムーズに表示されます。