Ajaxライブラリとフレームワークの違い

Adobe Spryはライブラリではなくフレームワークです。ライブラリとフレームワークの違いは何でしょうか? ライブラリはプログラムを使ってやりたい処理を記述していきます。これに対してフレームワークの場合は、あらかじめ決められたフォーマット(書式/形式)に従って、やりたい処理を指定します。
ライブラリは非常に自由度が高いのに対してフレームワークは、あらかじめ決められた範疇でしか処理できないためライブラリと比べて自由度は低くなります。その代わり、手軽に扱えるというメリットがあります。
このためWebサイト作成ソフトであるDreamweaver CS3でもAdobe Spryフレームワークが組み込まれており、パネルで少し設定するだけで動作させることができます。プログラムの知識がなくても、Ajaxライブラリを使ってプログラミングしたものと遜色ないものが作成できます。
Ajaxライブラリやフレームワークの多くはプログラマを対象にしているため、手続きが面倒なことが多くあります。これに対してAdobe SpryはWebデザイナーが対象です。このため、プログラムの知識がなくてもXMLデータベースを指定したりパネルで少し設定するだけで済むようになっています。
もちろん、プログラムを作成してより複雑な処理を行なうこともできるようになっているのもAdobe Spryの特長です。また、Adobe Spry単独で全ての処理を実現できるわけではないため、Prototypeライブラリなど他のライブラリとの併用も可能になっています (これはpre release 1.5以降で対応)。