「ARKANOID (c) TAITO」



◆リメイクブームの火つけ役

 このARKANOID(アルカノイドと読みます)は、以前ゲームのリメイクブームとなった火つけ役です。ゲームはブロック崩しそのもので、昔ヒットしたブロックくずしと異なるのは「自分がパワーアップできる」「面構成が変化する」という所です。また、この頃はFM音源またはそれにPCMを付加したものが、普通でしたが、このゲームはわざわざ昔ながらのPSG音源を使用しています。


◆こういうのは掲載できないよ〜

 こういう簡単に作れてしまうゲームは駄目らしい(笑)。ちなみに移植期間は5日(こりゃ短い)。おまけにTAITOのゲームなので「著作権」もろもろで、結局未掲載となってしまいました。それでもSYSTEM-7cの紹介時に画面写真だけは掲載されました。
 それにしても、こういうのは「アイデア勝負」だなあと感じます。意外とこのアルカノイドのような、誰でも考えそうでやらないものは私は好きです。こういうのがヒットすると、次のような声が聞こえてきます。

「こんなの俺だってできる」
「私もこういうの考えていたんだ」

そう考えるならやって欲しいと思いますが(笑)。私もMac用OZONを制作した後に言われました。こういうのは先に作った人の勝ちでしょ。


◆おしまい

 ブロックくずしというのは初心者がプログラムするには格好の材料です。私も最初にマシン語で勉強したサンプルゲームがブロックくずしでした。そのうちリメイク3弾でポリゴン(笑)ブロックくずしがでまわるのでしょうか(すでに、ありそうだけど)。



 意見は、openspc@alpha.ocn.ne.jpまで



Update : 1996/03/10, 2003/11/20