その3【ランニングコストを見直す】

 余計な機材は買わないといってもプリンタのインクやトナーカートリッジのような消耗品のコストが高くつくような場合は別です。つまりランニングコストが高いもの(車などもそうですが)は、計算した上で見直しましょう。なるべくプリンタを使わずに済ますのもよい方法です(書籍や雑誌などはPDF校正になっていて紙を使わない状態ですが)。
 他には携帯電話にかかるコストも馬鹿になりませんので見直しましょう(と言っても業務の関係でどうしようもない場合は別ですが。なるべくメールしない通話しないというのも手です)。
 思わぬコストとしては「一太郎で提出してください」とか「ワードで提出(レイアウト)」といった特定のアプリケーションを要求するものもあります。この場合、クライアントにも自分にも同じアプリケーションが必要になり、バージョンアップによってどんどんコストがかかっていってしまいます。OSも同様でWindows XPやVISTAの金額は馬鹿になりません。なるべく特定のOSやアプリケーションに依存しないようにデータを作成しておくのがよいでしょう。
 企業ならメールをGMailなどにするのもコストカットの1つです。運用管理の手間が減ります。Google Appでアプリケーションを開発するのも手ですが、現状では今のままのシステムを使って様子見するのがよさそうです(企業の場合、何でも無料サービスを使えばよいというわけではないでしょう)。
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