Adobe製品でのJavaScript

 Adobe Systemsの製品のいくつかはJavaScriptによってアプリケーションが制御できるようになっています。2008年12月現在発売されている製品の中では以下のアプリケーションが対応しています。

・Photoshop CS〜CS6
・Illustrator CS〜CS6
・InDesign CS〜CS6
・AfterEffects 6.5〜CS6
・Acrobat (Adobe Reader)
・Bridge 1.0, CS3〜CS6
・Premiere CS6
・Media Encoder CS5〜CS6
・ExtendScript Toolkit 1/2, CS4〜CS6
・Soundbooth CS3〜CS6
・Encore CS4〜CS6
・Dreamweaver
・Flash
・Fireworks 3〜CS6

 それぞれAdobe SystemsからリファレンスやスクリプティングガイドがCD-ROMやWebサイトにあるので、そちらを参照してください。
 Adobe製品なので全ての製品で同じスクリプトが動作しそうなものですが、残念ながらそのようにはなっていません。上記の製品グループで動作するスクリプトを分けると以下のようになります。

【第一グループ】
・Photoshop CS〜CS6
・Illustrator CS〜CS6
・InDesign CS〜CS6
・AfterEffects 6.5〜CS6
・Premiere CS6
・Media Encoder CS5〜CS6
・Bridge 1〜CS5

【第二グループ】
・Dreamweaver
・Flash
・Fireworks

【第三グループ】
・Acrobat (Adobe Reader)

第一グループと第二グループでは、グループ内のソフトでは、ほぼ同じスクリプトを動作させることができます。ある程度の互換性が保たれています。
第三グループのAcrobatは、JavaScriptをPDF書類に埋め込むため、もっとも汎用性がなく流用も難しくなっています。