app.documents.add();
実行すると新規にドキュメントが作成されます。作成されるドキュメントのサイズも指定することができます。以下のスクリプトは横320ポイント、縦240ポイントのサイズのドキュメントを作成するものです。
preferences.rulerUnits = Units.POINTS;
app.documents.add(320,240);
まず、先ほどと同様に新規にドキュメントを作成しますが、作成前に指定する値の単位を設定しておく必要があります。これはpreferences.rulerUnitsに単位系を設定することになり、ここではUnits.POINTSとして単位をポイントにしています。単位を設定したら先ほど同様にadd()を使って新規にドキュメントを作成します。この時にadd()のカッコ内に数値を書く事で任意のサイズのドキュメントを作成できます。最初の値が横幅で次が縦幅になります。
それでは、次に新規に作成したドキュメントにレイヤーを追加してみましょう。これは以下のようになります。
preferences.rulerUnits = Units.POINTS;
docObj = app.documents.add(320,240);
docObj.artLayers.add();
先ほどと異なり2行目でdocObjという変数に作成されたドキュメント情報を入れています。このようにすることで変数docObjを介して様々な処理を行わせることができるようになります。
レイヤーを追加するにはartLayers.add()とします。これでレイヤーが作成されます。Photoshop CCにはレイヤー以外にレイヤーセットというものもあります。レイヤーセットを追加したい場合にはartLayersの代わりlayerSetsを使います。
preferences.rulerUnits = Units.POINTS;
docObj = app.documents.add(320,240);
docObj.layerSets.add();
それでは次にドキュメント上に文字を表示させてみましょう。