Adobe Photoshop CC自動化作戦
このページは
Adobe Systems(アドビシステムズ)社のPhotoshop CC
をJavaScriptによって自動化運用するためのサンプルスクリプトを掲載しています。サンプルは(Mac) OS X (10.9.1)上で動作させたものです、このため、Mac OS Xの他のバージョンやWindows上での動作とは異なる可能性があります。
Photoshop CCは基本的には以前のCS1〜CS6からの延長上にあります。このため、
JavaScriptのコアオブジェクト、Adobeファイルオブジェクト
に関しては他のAdobeソフトと同じです。つまりInDesign CS〜CC、AfterEffects 6.5〜CC、Illustrator CS2〜CC、Bridge 1〜CCで作成された一部のコードは、そのまま動かす事ができます(DreamweaverやFireworksは駄目)。Photoshop CC独自部分の機能だけを習得すれば良いと言うメリットもあります。スクリプトの作成には付属のExtend Script ToolKit CCを使うとよいでしょう。入力補完機能やデバッグ機能、処理速度を計測するプロファイリング機能などがあります。
掲載されているサンプルスクリプトで特に断り書きがない場合には
画像の解像度を72dpiとして処理
しています。このため解像度が異なる場合、移動処理など動作結果が違ってくるものがあります。
また、バージョンCCからJavaScriptリファレンスやガイドがアプリケーションフォルダ内ではなくWeb上に用意されるようになりました。それぞれ以下のページにPDFで用意されています。
Photoshop CC Javascript reference.pdf
Photoshop CC Scripting Guide.pdf
Adobe社が発売しているアプリケーションで共通して利用できるJavaScriptリファレンスに関しては以下の書籍があります。
Adobe JavaScript リファレンス
掲載されているスクリプトで不具合がある場合はメール、
openspc@alpha.ocn.ne.jp
までお願いします。
Last update:2014/1/13 AM 10:15
準備
はじめに
注意事項
JavaScriptとは?
アプリケーション/バージョンアップに伴う注意点
Adobe製品でのJavaScript
Photoshop CCのJavaScriptで、できることと、できないこと
Photoshop CCでのJavaScriptの実行方法
JavaScript実行時の注意点
ファイルの指定(パス)について
PhotoshopのJavaScriptでプログラムを作成する前に
より高速に実行させるには
PhotoshopのJavaScript入門
プログラムとは何?
(すぐに始めたい人&面倒な人は読む必要はありません)
JavaScriptとは?
(すぐに始めたい人&面倒な人は読む必要はありません)
簡単なプログラムでPhotoshop CCを制御する
新規にドキュメントを作成する
文字を表示する
画像を読み込んで表示する
よく使われる省略した書き方
JavaScriptの基本文法
行の記述
数値
文字列
変数名
型変換
特殊文字
三項演算子
代入演算子
演算子
比較演算子
文字列演算子
優先順位
オブジェクト
プロパティ/メソッド
イベント
リテラル
基本編
注釈(コメント)を入れる
変数を用意する
変数に数字や文字を入れる
配列変数を用意する
配列変数に数字や文字を入れる
配列のサイズ(個数)を調べる
基本的な演算を行う
高度な演算を行う
小数点以下の処理を行う
乱数値を発生させる
文字列を連結する(文字列の加算)
文字から数値に変換する
数値から文字に変換する
文字列の長さを調べる
特定の文字列があるかどうか調べる
文字列を抜き出す
文字をLatin 1コードに変換する
英文字を大文字、小文字に変換する
関数を定義する
条件判断を行う
複雑な条件判断を行う
一定回数繰り返し処理を行う
条件を満たしている間、繰り返し処理を行う
値によって分岐させる(switch, case)
例外処理(エラー処理)を行う
日付処理を行う
時間処理を行う
タイムアウト処理を行う
初級編
アプリケーション情報等
バージョンを調べる
スクリプトエンジンのバージョンを調べる
アプリケーション名を調べる
空きメモリを調べる
ビープ音を鳴らす
キャッシュをクリアする
ウィンドウ/ダイアログ
アラートダイアログを表示する
確認のダイアログを表示する
入力ダイアログを表示する
ドキュメント
新規にドキュメントを作成する
ドキュメントを複製する
開かれているドキュメント数を調べる
ドキュメントの横幅、縦幅を調べる
ドキュメントを保存する
ドキュメントが保存されている絶対パスを調べる
ドキュメントの保存パスを調べる
ドキュメントを閉じる
カラーモードを変更する
画像を統合する
全ての領域を表示する
全てのレイヤーをラスラタイズする
アクティブになってるドキュメントの名前を求める
アクティブになっているドキュメントを指定する
アクティブになっているレイヤーを指定する
アクティブになっているチャンネルを指定する
背景を指定する
カラーモードを調べる
ドキュメントのビット数を調べる
カラープロファイル名を調べる
カラープロファイルの種類を調べる
縦横比(アスペクト比)を調べる
解像度を調べる
ドキュメントが保存されているかどうか調べる
バージョンキューのドキュメントかどうか調べる
クイックマスクモードかどうか調べる
キャンバス
キャンバスサイズを変更する
画像サイズを変更する
キャンバスを回転させる
トリミングする
上下、左右反転する
表示されているレイヤーを結合する
画像を複製する
画像を切り抜く
カラー
RGBカラーを指定する
CMYKカラーを指定する
グレーカラーを指定する
HSBカラーを指定する
Labカラーを指定する
Webセーフカラーを求める
CMYKカラー値をRGB値として読み出す
RGBカラー値をCMYK値として読み出す
チャンネル
チャンネル数を調べる
チャンネル名を調べる
チャンネルを追加する
チャンネル名を設定する
チャンネルを削除する
チャンネルを複製する
チャンネルの表示/非表示を設定する
チャンネルの不透明度を設定する
チャンネルの色を設定する
チャンネルの種類を求める/設定する
レイヤー
レイヤー数を求める
レイヤー名を求める
レイヤー名を設定する
全てのレイヤーをラスタライズする
レイヤーが背景かどうか調べる
特定のレイヤーをアクティブにする
レイヤーを作成する
レイヤーにスタイルを指定する
レイヤーのピクセルのある範囲を求める
レイヤーの種類を調べる
レイヤーの不透明度を変える
レイヤーモードを指定する
レイヤーをリンクする
レイヤーを移動させる
レイヤーを回転させる
レイヤーを結合する
レイヤーを削除する
レイヤーを複製する
レイヤーをリサイズする
レイヤー名別にリサイズする
透明ピクセルをロックする
特定のレイヤーを見えなくする
背景をレイヤーにする
特定の名前のレイヤーが存在するか調べる
レイヤーセット
レイヤーセットのロック状態を求める
レイヤーセットの総数を求める
全てのレイヤーセットのロックを解除する
レイヤーセットを追加する
レイヤーセットの名前を変更する
レイヤーセット内のレイヤー総数を求める
レイヤーセットの不透明度を設定する
レイヤーセットの表示モードを設定する
レイヤーセットの表示状態を求める
レイヤーセットを複製する
レイヤーセット内の画像サイズを変更する
レイヤーセットを回転させる
レイヤーセットを移動させる
パス
パスの総数を求める
パスの種類を求める
パスを複製する
パスを削除する
パスを全て削除する
パス名を取得する
選択範囲
全てを選択する
座標を指定して選択する
選択を解除する
選択範囲を回転させる
選択範囲の内容を消去(クリア)する
アルファチャンネルを選択する
選択範囲内にペーストする
選択範囲をコピーする
選択範囲を反転させる
選択範囲を塗りつぶす
選択範囲を移動させる
選択範囲があるかどうか調べる
(画像データ)ファイル
BMP形式で保存する
EPS形式で保存する
GIF形式で保存する
JPEG形式で保存する
PDF形式で保存する
Pixar形式で保存する
PNG形式で保存する
Photoshop形式で保存する
RAW形式で保存する
Targa形式で保存する
TIFF形式で保存する
PICT形式で保存する
EPSファイルを開く
PDFファイルを開く
RAWファイルを開く
設定/プレファレンス
単位を設定する
単位を調べる
拡張子の付加設定
使用するカラーピッカーを設定する
終了時にビープ音を鳴らすかどうか設定する
グリッドサイズを取得、設定する
グリッド形状を取得、設定する
グリッドの分割数を取得、設定する
ガイドの形状を取得、設定する
アイコンを保存するかどうか設定する (Mac)
各レベルでヒストグラムにキャッシュを使用するかどうか設定する
キャッシュレベルを取得、設定する
画像プレビューを保存するかどうかを取得、設定する
ズーム時にウィンドウサイズを変更するかどうか取得、設定する
PSD形式の互換性の設定
使用するRAMの割合の取得、設定
最大ヒストリー数の取得、設定
その他カーソルの形状の取得、設定
ペイントカーソルの形状の取得、設定
ピクセル倍増の取得、設定
point/picaの大きさの取得、設定
最近使用したファイルのリスト数の取得、設定
ヒストリーログの保存形式の取得、設定
パレット位置の取得、設定
日本語テキストオプション表示の取得、設定
フォント名を英語表記にするかどうかの取得、設定
スライス番号を表示するかどうかの取得、設定
ツールヒントを表示するかどうかの取得、設定
スマート引用符を使用するかどうかの取得、設定
文字で使用する単位の取得、設定
追加のプラグインフォルダを使用するかどうかの取得、設定
誤差拡散法(ディザ)を使用するかどうかの取得、設定
ヒストリーログを使用するかどうかの取得、設定
拡張子を小文字にするかどうかの取得、設定
ツールの変更にSHIFTキーを使用可能にするかどうかの取得、設定
ビデオアルファを使用するかどうかの取得、設定
Windows用のサムネールを保存するかどうかの取得、設定
一般ファイル/フォルダ処理
ファイルを開く
ファイル内容を全部読み込む
最初の5文字だけ読み込む
1行読み込む
1文字読み込む
1文字読み込み文字コードを表示する
ファイルに文字を書き込む
ファイルタイプ(種類)を調べる
ファイルポインタの位置を調べる
ファイルポインタの位置を指定する
ファイル保存ダイアログを表示する
ファイル選択ダイアログを表示する
ファイルのバイト数を求める
ファイルの行数を求める
改行コードの数を調べる
ファイルの終わりかどうか調べる
ファイルのエンコードの種類を調べる
ファイルをコピーする
ファイル名を変更する
ファイルを削除する
ファイルが存在するかどうか調べる
ファイルの作成日/修正日を調べる
ファイル名を調べる
ファイルのパスを調べる
フォルダ選択ダイアログを表示する
フォルダオブジェクトを作成する
フォルダが存在するかどうか調べる
フォルダの作成日/修正日を調べる
フォルダのパスを調べる
フォルダを作成する
フォルダ名を変更する
フォルダを削除する
フォルダ内のファイル一覧を取得する
中級編
ドキュメント関係
全てのドキュメントを保存せずに閉じる
全てのドキュメントを保存して閉じる
レイヤー関係
レイヤー名をすべてテキストファイルとして保存する
レイヤーセット名をすべてテキストファイルとして保存する
レイヤーセット内に含まれるレイヤー名も含めてすべてテキストファイルとして保存する
テキストファイルに設定されたレイヤー名に従ってレイヤー名を全て設定する
フォルダ内にある全てのPSD形式のファイルを開いてレイヤー名を再設定する
正規表現による検索/置換
該当する文字列があるかどうか全レイヤーに渡って調べる
該当する文字列があるかどうか全ドキュメント、全レイヤーに渡って調べる
全レイヤー内に特定の文字があるかどうか調べ確認しながら置換させる
GUI編
GUI部品
ダイアログ/ウィンドウを作成する
OKボタンを作成する
ボタンを作成する
パネルを作成する
固定テキストを作成する
編集可能なテキストを作成する
テキスト位置を指定する
ラジオボタンを作成する
チェックボックスを作成する
スクロールバーを作成する
スライダーを作成する
ドロップダウンリストを作成する
リストボックスを作成する
カスタムアイコンボタンを作成する
画像を表示する
プログレスバー(進行状況表示バー)を表示する
イベントを定義する
スライダーの値をリアルタイムに表示する