InDesign CS3自動化作戦 (InDesign CS3 Automation Operation)

文字の色を指定する

■プログラム説明(ソースコード説明)
 サンプルでは新規にドキュメントが作成されテキストフレーム内に文字が表示され先頭の文字が赤色になります。文字の色を変更するには変更したい文字の位置(順番)をcharacters配列で指定しfillColorに表示したい文字の色を指定します。色はいくつかの方法で指定できますが、ここではCMYKで指定しています。このため、CMYKそれぞれを配列に入れ、それをドキュメントのカラーとして設定し文字に適用しています。

■ソースコード
setColor = [0, 100, 100, 0];
pageObj = app.documents.add();
Color1 = pageObj.colors.add({model:ColorModel.process,space:ColorSpace.cmyk,colorValue:setColor});
txtObj = pageObj.textFrames.add();
txtObj.visibleBounds = ["4cm","5cm","8cm","10cm"];
txtObj.contents = "アドビインデザイン";
txtObj.characters[0].fillColor = Color1;


■使い方
1:スクリプトを実行します。
2:新規にドキュメントが作成されテキストフレーム内に文字が表示されます。表示された先頭の文字の色が赤になります。


■ポイント
 なし

■実際のスクリプトをダウンロード(sample.jsx.zip)

写真素材 PIXTA