InDesign CS3自動化作戦 (InDesign CS3 Automation Operation)

日付処理を行う

■プログラム説明(ソースコード説明)
 サンプルでは実行時の日付を表示します。月は実際よりも1少ない値になるため1を加算する必要があります。曜日は0〜6までの数値で返されるため変数youbiの文字列から文字を抜き出して表示を行います。曜日と値の関係は以下のようになります。

0:日曜日
1:月曜日
2:火曜日
3:水曜日
4:木曜日
5:金曜日
6:土曜日

■ソースコード
youbi = "日月火水木金土";
dObj = new Date();
y = dObj.getFullYear();
m = dObj.getMonth() + 1;
d = dObj.getDate();
yb = dObj.getDay();
alert(y+"年"+m+"月"+d+"日 "+youbi[yb]+"曜日");

■ポイント
 Dateオブジェクトで日付関連のメソッドには以下のものがあります。

getDate() 日にちを返す
getDay() 曜日を番号で返す(0〜6)
getFullYear() 4桁の西暦年を返す
getMonth() 月を返す(実際よりも1少ない)
getUTCDate() 協定世界時の日にちを返す
getUTCDay() 協定世界時の曜日を番号で返す(0〜6)
getUTCFullYear() 協定世界時の4桁の西暦年を返す
getUTCMonth() 協定世界時の月を返す(実際よりも1少ない)
getTimezoneOffset() グリニッジ標準時からの時差を返す
setDate(日にち) 日にちを設定する
setYear(年) 年を設定する
setMonth(月) 月を設定する(実際よりも1少なく指定すること)
setUTCDate(日にち) 日にちを設定する
setUTCYear(年) 年を設定する
setUTCMonth(月) 月を設定する(実際よりも1少なく指定すること)

■実際のスクリプトをダウンロード(sample.jsx.zip)

写真素材 PIXTA