■ねんきん特別便、その1 - えっ?私あて? -

「年金」・・・社会保険庁を揺るがすだけでなく、国家、国民まで巻き込んでいます。現在の日本の首相である福田康夫氏も、国民年金を支払っていないことが発覚して、内閣官房長官をやめたほどです。
この年金はテレビなどのマスコミは面白おかしく騒ぎたてたりしています(2008年3月時点では年金より道路財源ですが)。何と言っても社会保険庁における管理がずさんでデータが正しく記録されていないということが最大の問題です。そこで政府は「ねんきん特別便」というのを発送して、当人に確認してもらうという方法を取ることにしました。
ところが、この「ねんきん特別便」は、わかりにくいと不評で、8割近くの人が本当は修正が必要なのに、必要でないと回答したほどです。まあ、過去のことは忘れるのが人間です。忘れるからこそ記録するのであって、その記録を国家にまかせたところが大失敗というオチです。傍目(若者)から見ると、ひとごとなので夕食をパクパク食べながら笑いながら(たちの悪いジョークだと思って)見てました。
そう、昨日までは(笑)
来てしまったんです、私のところに「ねんきん特別便」が・・・



まだ、30代なのに来るの〜!?というのが本音です。ちょっと待ってくださいな、だってまだ20年ほどしか働いていないのに、もう記録が抜けてしまっているわけですか?

ということで、早速開封。両親もの珍しそう(なぜか、両親のところにはこない。二人とも転職とか多いのに。父親に至っては郵便局の分が、なぜか支払われていない(ようだ))。
あ〜入ってました、テレビで散々流れたあの紙が・・・

「これじゃ、わかりませ〜ん。何コレ〜」


抜けている部分を埋めてね、という方式なら分かるんですが、ただ並べてあるだけでどうしろと?
仕方ないので父親に見方を教えてもらって何とか解釈。
とりあえず国民年金だけは記録されてました。

厚生年金が全部抜けてる・・・

国民年金が抜けているならともかく、会社勤務していた時の厚生年金の2つ(ないしは3つ)が全部記録されていません。いや〜、まだ20年しか働いていない上に、そんなに転職しているわけでもないのにこれですか。というか、厚生年金が抜けているということは会社勤務していると年金を支払っていないことになるわけですか?(勤務したところは悪徳会社でもないし現存してます)
記録がもれている可能性があるどころか、

漏れすぎです・・・

う〜ん、ちょっと待てよ。同じ地区に漢字は違うかもしれないけど同姓同名がいるしなあ。私の名字は漢字コードにはなかった(今はある)から、それでおかしくなったのか。でも、今支払っている国民年金のは正しい日付だし。

まあ、とりあえずいいや。
次にやることが封筒に書いてあありました。

「0570-058-555に電話してね」
または
「社会保険事務所に来てね」

だそうです。やはり、ここは社会保険事務所に行って確認しないと(訂正しないと)いけないでしょう。

う〜ん、昨日までは人ごとだったのに、こんな事になるとは・・・

(つづく)