どんな人が予選通過するのか (1)【ゲスト枠】

「のど自慢」で一番気になったのが、この予選通過基準です。まあ、プログラムを組む人であればどういうアルゴリズム(ロジック)で、予選通過できるのか興味あるところです。そこで、ここでは予選突破基準を推測してみることにします。
最初に書いておきますが「歌が下手とか上手とかは、ほぼ無関係」です。親子で超音痴でも全く問題ありません(松本市でも超音痴な親子は通過してました)。
予選通過しやすいという点で最も知られているのがゲストの曲を歌えばよい、というものです。これは確かに他の曲を歌うよりも選出されやすくなります。が、実際に予選会に行ってみると、このゲスト曲狙いの人がかなり多いのが分かります。平気で20人以上はいます。
250組中で20組しか選出されないので倍率は約12倍(棄権する人も意外と多い)。ゲストは2人で通常ゲスト枠は4組。4つしかない枠を20人で争うわけですから倍率は約5倍。もし40人がゲスト曲を歌っても10倍にしかならないわけです。やはり「ゲストの曲を歌う」というのは計算上間違っていないでしょう。
ただし、ゲストの曲を歌う場合でも選曲を間違えると予選通過しません。まず、新曲の場合はほぼ通過しないと考えていいでしょう。というのもゲストが本番で歌うためです。また、本番終了後にもゲストが2曲歌ってくれます。
ゲスト曲は必ずヒットした曲でないと駄目ということもありません。少しマイナーなものを狙った方がライバルが少ないという点では有利になります。