量より質の時代へ


100年に一度の不景気ということで(本当に100年に一度かどうか怪しいところですが)、正社員として働くだけでなく休日はパートで働く、ネットで稼ぐなど副業をしないと暮らしていけない時代になりました。そういう生活は嫌だ、というのであれば地方公務員とか、警察官(親戚に警察官が非常に多いのですが、ストレスが多いのか毛は若くして抜けます^^;)とか消防署員(これも近所に結構いるんですが早死の人が多いので、どうなんでしょう...)などなるべく潰れないところに就職しないと駄目かもしれません。
でも、そうそうに公務員になれるわけでもないので、どうにかして副業で稼がないといけません。確定申告も20万円未満の副収入であれば申告する必要はありませんので、その金額くらいなら何とかなりそうな雰囲気もあります。
ということで、実際アフィリエイトで副業している人はどのくらい稼いでいるのかを示す記事がCNETに掲載されています。
CNETの記事を読む

これによると半数は3万円〜5万円/月より少ない、まあ月1万円程度といったところでしょうか。でも、月に1万円でも一年では12万円にもなりますから馬鹿にできません。特に、アフィリエイト(グーグルアドセンスもそうですが)は、最初のコストがほとんどかからないことと、年間経費もうまくすれば、ほとんどかからないので、純利益は他の副業と比べてもよさそうに思えます。
ただ、おととし〜昨年までは大量にページを自動生成して、量で稼ぐようなものが多く見られました。悪く言えば、ほとんどがゴミ記事とゴミ情報にあふれてしまっていたことになります。そうなると結局は、信頼のおけるサイトにユーザーが集まってくるわけで、大量に生成すればするほど自滅してしまうことになります。
こういう量から質への転換は、アフィリエイトに限らずどの産業でも見られる(競争がない場合は別でしょうけど)ので、これからは、ちゃんとしたサイトを作成するか、有益な情報を提供していかないと単純にアフィリエイトをはじめても全く収入がないことになります。まじめにやった人が報われるような方が好ましいので、量より質への転換はよい傾向と言えます。

[2009.5.21]

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